日本の住まいの歴史・暮らし方と間取りの変化

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江戸時代の「住」

日本の庶民の衣食住のスタイルが確立されたのは江戸時代です。江戸のような町でも、農村でも、豊富な木を用いての木造家屋でした。町では「長屋」と呼ばれる共同住宅がありました。木造なので、時折火事で消失してしまうこともあります。このため日本では、「建物」は数十年の寿命を想定して建造されていました。あまり広くないコンパクトな住まいで、ひとつの部屋を寝たり食事したり作業したり、多くの用途に使用していました。消失してしまうこともある「住」にはお金をかけず、シンプルに暮らすスタイルが主流だったと言えます。この状況は明治維新後も続き、昭和の戦前まで大体同じでした。

昭和の住まい

戦後、日本の住環境は大転換します。戦後の復興の前提として住宅インフラ整備が急務でした。国は多くの「団地」を作りました。昭和30年代に大量に供給された団地は、和洋折衷スタイルで、台所兼食堂となる板敷きの部屋と6畳程度の和室が2-3室、それにガス釜付き風呂と水洗トイレがついていれば最新式でした。このとき、欧米スタイルの「寝室」「食堂」「リビング」など目的別の部屋を備えた住まいの形が始まりました。その後現在に至るまで、さらに欧米スタイルが進み、和室はオプションとなり、全部が洋室というマンションも多くなりました。日本人もすっかり、椅子に腰掛ける暮らしが主流になりました。
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